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陸マイラーが持つべき一番お得なアメックスカードはこれ!
マイルが一番貯まるアメックスカードは一体どれなのか?そう考えた時に困るのがアメックスカードの種類の多さです。
今回は、ワンランク上のゴールドカードクラスのカードに限定して、陸マイラーに適したカード比較をしてみたいと思います。
比較対象としてピックアップしたのは、以下の3つのカードです。
- アメックスゴールド
- ANAアメックス
- SPGアメックス
ANAマイルをひたすら貯めたい人、他社のマイルも貯めたい人、カードに付帯する特典も楽しみたい人、人それぞれの好みがありますので、自分に合ったカードがどれなのか検討してみましょう。
アメックスゴールド、ANAアメックス、SPGアメックスのメリット&特典比較
アメックスゴールド、ANAアメックス、SPGアメックス、3つのカードの基本情報、特徴は、以下の一覧の通りです。
アメックス・ゴールド | ANAアメックス・ゴールド | SPGアメックス | |
年会費(税込) | 31,320円 | 33,480円 | 33,480円 |
家族会員年会費(税込) | 1名無料、2人目以降12,960円 | 16,740円 | 16,740円 |
ポイント付与率 | 100円=1ポイント | 100円=1ポイント | 100円=3ポイント |
ポイント有効期限 | 一度の交換で無期限 | 無期限 | ポイントの最終加算から1年 (カードを定期的に利用していれば無期限) |
マイル移行対象航空会社 | 15社 | 1社 | 44社 |
JALマイルへの移行 | × | × | ○ |
マイル移行比率 |
1:1 |
1:1 | 1:1.25 交換60,000ポイント毎に15,000ポイントを加算 (通常 1:1) |
ANAマイル移行費用(税込) | 5,400円/年 | なし | なし |
ANAマイル移行上限(年間) | 80,000 | なし | なし |
継続ボーナス | – | 2,000マイル | 無料宿泊特典 |
ANAグループでの利用特典 | なし | ポイント2倍 | なし |
その他特徴 | ゴールド・ダイニング、プライオリティパス年2回まで無料 | 搭乗ボーナスマイル25% | SPG、マリオットのゴールド会員資格 |
ショッピング保険 | 最高500万 | 最高500万 | 最高500万 |
死亡・後遺障害(国内旅行保険) | 5,000万円 | 5,000万円 | 利用:5,000万円 |
死亡・後遺障害(海外) | 利用:1億円 自動:5,000万円 |
利用:1億円 自動:5,000万円 |
利用:1億円 自動:5,000万円 |
障害治療(海外) | 利用:300万円 自動:200万円 |
利用:300万円 自動:200万円 |
利用:300万円 自動:200万円 |
疾病治療(海外) | 利用:300万円 自動:200万円 |
利用:300万円 自動:200万円 |
利用:300万円 自動:200万円 |
救援者費用(海外) | 利用:400万円 自動:300万円 |
利用:400万円 自動:300万円 |
利用:400万円 自動:300万円 |
賠償費用(海外) | 4,000万円 | 4,000万円 | 4,000万円 |
携行品損害(海外) | 1旅行50万円/年100万円 | 1旅行50万円/年100万円 | 1旅行50万円/年100万円 |
航空便遅延費用補償(海外) | ○ | – | – |
海外旅行先での日本語サポート | ○ | ○ | ○ |
空港ラウンジ | ○ | ○ | ○ |
手荷物無料宅配 | 往復 | 片道 | 片道 |
空港クローク | ○ | ○ | ○ |
空港パーキング | ○ | ○ | ○ |
エアポート送迎 | ○ | ○ | ○ |
エアポート・ミール | ○ | ○ | ○ |
無料ポーター | ○ | – | ○ |
海外用レンタル携帯電話特別割引 | ○ | – | ○ |
エクスペディア・一休.com・日本旅行優待 | ○ | ○ | – |
京都観光ラウンジ | ○ | – | ○ |
プリファード・ゴルフ | ○ | – | – |
レンタカー・カーシェアリング優待 | ○ | ○ | ○ |
カード盗難・紛失の場合の緊急再発行 | ○ | ○ | ○ |
チケット・アクセス | ○ | ○ | ○ |
アメリカン・エキスプレス・セレクト | ○ | ○ | ○ |
アメックスゴールドのメリット・デメリット
アメックスゴールドのメリットは充実した付帯サービス
持っていて一番ステータスを自慢できるのが、このゴールドに輝くアメックスゴールドカードです。
主なメリットは以下の通りです。
- 付帯サービスが充実している
- 紹介で入会すれば初年度年会費無料
- 家族カードが1名無料
- マイルに移行できる航空会社の数はまあまあ多い
- 見せるだけでちょっと自慢になる
やはり、アメックスゴールドの一番の強みは、その付帯サービスです。
他の2枚のカードにはないサービスで、特に魅力的なものは、高級レストランのコースメニュー2名以上の利用で1名分が無料になる「ゴールド・ダイニング」と、空港VIPラウンジが年2回無料になる「プライオリティ・パス」です。
さらに、ゴルフ好きには、提携ホテルに2泊以上すると1ラウンドが無料になる「プリファード・ゴルフ」もあります。
私はまだプライオリティ・パスは使えていないのですが、ゴールド・ダイニングは記念日などの食事で活用してします。10,000円~20,000円のコース料理が1名分無料になるのは、非常にありがたいサービスです。2、3回利用すればそれだけで年会費の元が取れますね。
アメックスゴールドの付帯サービスについては、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ご覧ください。
アメックスゴールドはANAマイルの移行上限と費用がネック
アメックスゴールドのデメリットは以下の2点につきます。
- ANAマイルへの移行上限が年間8万マイルまで
- マイルに移行するのに年間8,640円かかる
大量にポイントを貯めることができる人には、8万マイルの移行上限は非常に困るところです。しかも、1:1の移行比率でマイルに交換するには、年間3,240円の「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入して、加えてANAマイル移行費用5,400円(年間)が必要となります。
そういうことから、アメックスゴールドは、付帯サービス重視で、ANAと並行して他の航空会社のマイルも貯めたい人に向いているカードと言えます。
本サイトからの紹介でアメックスゴールドに入会すると、紹介による入会特典として、34,000マイル相当のポイントがもらえます。(入会後3ヶ月以内に1,000円以上の利用3回で1,000ポイント、3ヶ月以内に合計20万円以上の利用で更に13,000ポイント、3ヶ月以内に合計60万円以上の利用で更に20,000ポイント)(2019年11月4日現在)
入会金はかかってしまいますが、入会特典の条件を全てクリアできそうな方は、入会金相当のポイントが獲得できます。とりあえず1年間付帯サービスを満喫してみて、その後の継続を検討するのもいいかと思います。
下のボタンからお名前(ニックネーム可)とメールアドレスを送信いただければ、紹介用のメールを送らせていただきます。
ANAアメックス・ゴールドのメリット・デメリット
ANAアメックス・ゴールドはANAユーザー向けのメリット大
ANAアメックス・ゴールドのメリットは、ANAに特化したサービスにあります。
- ANAマイルへの移行上限がなく、移行費用も無料
- ANA便に搭乗すると通常マイル+25%分のボーナスがもらえる
- ANAグループでのカード利用はポイント2倍
出張などでANAを利用することの多い方には、メリットは大きいのではないでしょうか。
ANAアメックス・ゴールドは高い年会費が初年度からかかる
ANAアメックス・ゴールドのデメリットは、年会費が初年度からかかってしまうことです。
- 移行できる航空会社はANAマイルのみ
- 年会費が初年度からかかる
ANAアメックス・ゴールドの特徴の一つである、「ANA便に搭乗すると25%分のボーナスマイルがもらえる」という特典ですが、実はこれ、ANA VISAワイドゴールドカードにも付いている特典です。しかも、ANA VISAワイドゴールドカードは、マイ・ペイすリボとWEB明細サービスの利用をすれば、年会費10,260円で持つことができ、ANAマイルへの還元率は最大1.375%とANAアメックス・ゴールドより高い還元率となっています。
ですので、高い年会費を払ってまでANAアメックス・ゴールドを持つ理由は、手厚い海外旅行保険など、アメックスの付帯サービスも合わせて持っていたい人に限定されると言えるでしょう。
ANAアメックス・ゴールドは本サイトからの紹介で入会すると2,000マイルがプレゼントされます。そして、入会後3ヶ月以内に10万円以上の利用で更に10,000ポイント、 3ヶ月以内に合計70万円の利用で、更に28,000ポイント、3ヶ月以内に合計100万円の利用で更に20,000ポイントと、合計60,000マイル相当がボーナスポイントとしてもらえます。(2019年11月4日現在)
下のボタンからお名前(ニックネーム可)とメールアドレスを送信いただければ、紹介用のメールを送らせていただきます。
SPGアメックスのメリット・デメリット
SPGアメックスのメリットは、一番のマイル還元率と継続ボーナス
SPGアメックスは、メリットの多い、なかなか優秀なカードです。
- マイルへの還元率が1.25%
- ANAマイルへの移行上限がなく、移行費用も無料
- マイルに移行できる航空会社がJALを含め44社と豊富
- 継続ボーナスでマリオットグループのホテルに1泊無料で宿泊できる
- 入会するだけでマリオットのホテル上級会員資格が得られる
マイルを貯める上で、一番気になるのが獲得ポイントのマイルへの還元率です。
SPGアメックスは、通常は他のアメックスカードと同じ1%の還元率で3ポイント=1マイルなのですが、60,000ポイントをまとめて移行すると、15,000ポイントがボーナスで追加され、25,000マイルになるんです。つまり1.25%の還元率です。
そして、カードに入会するだけで、マリオットホテルブランドのゴールド会員資格がもらえます。
さらに、毎年カードを継続するたびに、“マリオットグループのホテルに一泊無料で宿泊できる”特典がついてきます。
マイルだけでなく、ホテルの特典を活用したい人には最適のカードです。
SPGアメックスのデメリットは紹介ボーナスがSPGに限定されることぐらい
SPGアメックスのデメリットは、年会費が高いことですが、今回は同レベルのカード比較ですので、それはカウントには入れないこととします。
年会費以外のデメリットとなると、強いて言えば以下の点ぐらいではないかと思います。
- SPGアメックスホルダーは、SPGアメックスの紹介でしか紹介ボーナスポイントはもらえない
アメックスカードは、紹介プログラムが非常に魅力的で、紹介した人がカードを作るだけでかなりの高ポイントが自分の元に入ってきます。しかもアメックスの審査は非常に速いので、審査が通ればすぐにポイントが加算されます。
ところが、SPGアメックスを持っている人だけは、SPGアメックスカードの紹介でしか、紹介ボーナスポイントがもらえないのです。
つまり、SPGアメックスを持っている人が、知り合いにSPG以外のアメックスを紹介しても、何ももらえません。
ちなみに逆は大丈夫です。アメックスゴールドを持っている人が、SPGアメックスを紹介するとボーナスポイントの対象になります。
友達や家族に紹介してポイントを稼ごうかと思っている人には、他のアメックスカードとの2枚持ちを検討する必要があります。
SPGアメックスは本サイトからの紹介で入会すると、36,000ポイントがボーナスポイントとしてもらえます。(入会後3ヶ月以内に10万円以上の利用が条件)(2019年11月4日現在)
36,000ポイントをANAマイルに換算すると、15,000マイル(一度に60,000ポイント以上交換した場合の還元率で計算)になります。
下のボタンからお名前(ニックネーム可)とメールアドレスを送信いただければ、紹介用のメールを送らせていただきます。
まとめ
アメックスゴールド、ANAアメックス、SPGアメックス、自分に合ったアメックスはありましたでしょうか?
各カードに向いている人の特徴を以下にまとめました。
・アメックスゴールドは、「レストラン1名無料」や「空港VIPラウンジ年2回無料」などの付帯サービスをフル活用したい人向け
・ANAアメックスゴールドは、ANAの搭乗が多く、ANAマイルを集中して貯めたい人で、アメックスの付帯サービスも欲しい人向け
・SPGアメックスは、マイル還元率重視、複数の航空会社のマイルを貯めたい人で、無料宿泊特典に魅力を感じる人向け
個人的には、SPGアメックスが一番メリットが多くて、年会費以上の価値があるのではないかと思います。
ご自分の好みにあったアメックスカードがありましたら、ぜひその特典をフル活用して、年会費の元を取ってくださいね。